常闇の黎明 ― 高千穂の記憶
【作品紹介】
シリーズ Blue World(ブルーワールド)
完成 2026年6月26日
サイズ F6号(41.0 × 31.8 × 2.0cm)
画材 アクリルガッシュ・アクリルカラー
仕上げ グロスUVバーニッシュ(2回塗り)
支持体 桐木枠キャンバス・麻100%生地
【コンセプト】
宮崎・高千穂の夜明け前。
神話が生まれる以前、この土地を包んでいた「常闇」の世界を、原口正治独自の「ブルーワールド」で描いた抽象作品です。
高千穂峡の柱状節理や雲、水、そして土地に刻まれた記憶を一つの風景として再構成し、目に見える景色ではなく、そこに流れる時間や空気、神々の気配を表現しました。
幾重にも重ねた青の色彩は、静寂と深い呼吸を思わせ、画面に差し込むゴールドは、長い闇の果てに訪れる夜明けの光を象徴しています。
見るたびに異なる表情を見せる作品であり、朝の自然光、夕暮れの柔らかな光、夜の照明のもとでは、それぞれ違った奥行きと透明感を感じることができます。
空間を彩る装飾としてだけではなく、忙しい日常の中で心を静め、自分自身と向き合う時間を生み出す存在として暮らしに寄り添います。
キャンバスの側面まで丁寧に彩色を施しているため、額装をせずそのまま飾ることができます。作品そのものが完成された佇まいを持ち、現代的で洗練された印象を空間へもたらします。
また、表面にはグロスUVバーニッシュを2回塗布し、紫外線や汚れから作品を保護するとともに、青の透明感と奥行きをより美しく引き立てています。
画家・原口正治が長年培ってきた技法と感性を注ぎ込み、一筆一筆を積み重ねて完成させたオリジナル作品です。
この作品は、一枚の絵を所有することではなく、高千穂の神秘と夜明けの記憶を、暮らしの中へ迎え入れるための作品です。


