熊本地震と原口正治

熊本地震後の活動
2016年の熊本地震をきっかけに、原口正治の活動は大きく変化しました。
震災によって多くのアーティストが制作や発表の場を失い、自身も避難生活の中で「表現する意味」を改めて問い直すことになります。
上写真は2016年6月8日 震災の影響で解体することになった吉屋ビル(健軍)にて熊本のアー ティスト、クリエイターが集まった時の催しの様子。 地震の余震が続く中で今この熊本 での体験を記憶に刻むために集まって表現記録したもの。
熊本アートイベント「破壊からの創造」会場: 旧メガネの大宝堂Visio解体直前にて 2017年3月19日・20日
・参加型ペインティングワークショップ ・廃材を利用した空間作りワークショップ
・落語 ・音楽 ・ライブペイント ・映像 ・身体表現 ・復興物販
破壊からの創造
その後、熊本の仲間たちと共に、取り壊し予定の建物を舞台にアートイベントや企画展を開催。
ライブペイント、展示、ワークショップなどを通して、
震災後の熊本で感じた記憶や感情を表現してきました。
また、熊本地震の現状を県外へ伝えるため、似顔絵を描きながら原付で各地を巡る活動も行い、
各地で熊本の“今”を伝える交流を続けました。
熊本から埼玉まで原付旅の様子
表現の変化
震災以降は、それまでの荒々しい表現だけでなく、温度感や人との繋がりを感じる作品も増え、
現在は壁画・油彩・ライブペイント・ワークショップなど、ジャンルを横断しながら制作活動を展開しています。
「その場に流れる空気」や「土地に残る記憶」を大切にしながら、その時にしか生まれない表現を追い続けています。
熊本城と現在
そして今年で熊本地震から10年。
今なお復興の象徴として復元工事が続く熊本城をモチーフにした作品を、熊本市ふるさと納税へ出品しています。
震災を経験した一人として、
あの日から続く時間や、人の想い、少しずつ前へ進んでいく熊本の姿を作品として残したい。
アートという形ではありますが、この作品が少しでも熊本の力になればと思っています。






































